【犬がブラッシングさせてくれない理由】6つのコツでお悩み解決!!

犬の飼い方
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『犬にはブラッシングが必要』と聞いて、ブラシを用意し準備を整えたけれど、いざ始めようとしたら犬が断固拒否。

実はこの”犬がブラッシングをさせてくれない”問題は、よくあることなんです。

ブラッシングを始めたら嫌がるどころか、飼い主さんがブラシを用意するや否やその場からいなくなるわんちゃんも。

飼い主
飼い主

そんなに苦手なら、やらなくてもいいんじゃない?

愛犬が嫌がることは極力避けたいものですよね。

ですが、ブラッシングは毛並みを整るだけでなく、血行促進や皮膚炎の早期発見など、犬の健康維持に大きなメリットがあります。

ブラッシングを避けた結果、病気が見つからなかったりしたら悲しいな…

ブラッシングをさせてくれないからと諦める前に、嫌がる理由を知って対策をしてみませんか。

上手く対処できれば、飼い主さんにとっても愛犬にとっても、快適なブラッシングライフが送れるようになるかもしれません。

 

犬がブラッシングを嫌がる理由

犬がブラッシングさせてくれないのには、いくつかの理由が考えられます。

犬がブラッシングを嫌がる理由
  • 道具があっていないために痛い
  • 飼い主の様子が怖い
  • 過去の嫌な経験からトラウマを持っている
  • 触られるのが苦手
  • ブラシで遊びたくなってしまう

どういうことか、一つずつ詳しく解説するよ!

道具があっていないために痛い

一つ目の理由は、ブラシが愛犬に合っていなくて、ブラッシングするたびに痛い思いをしているから。

ペットショップやホームセンターにいくと、様々な犬用のブラシが売られていますよね。

実はブラシによって、適応犬種や用途が異なります。

なつ
なつ

ネットでオススメされているのを買ってみたら、愛犬には適していなかった…なんてことも。

ブラシ選びの確認ポイント
  • 犬のサイズ(小型、中型、大型など)
  • 毛の長さ(長毛、短毛)
  • ブラッシングの目的(毛並みを整える、毛玉を取る、など)

ブラシ売り場で購入するときには、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね。

もしブラシの先を触って見れるようであれば、実際に触れてみるのもおすすめ。意外に尖っていて痛いものもあるんです

目的に合わせたブラシの選び方は、こちらにまとめているよ!

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飼い主の様子が怖い

次に、予期せぬ形で犬がブラッシングをさせてくれない原因の一つとなっているのが、飼い主の様子。

ブラッシングをすることに一生懸命になりすぎた結果、鬼の形相でこわーいオーラを出してしまっているのかもしれません。

飼い主の必死な様子を感じ取ると、犬も緊張しちゃうんですよね。

なつ
なつ

飼い主さんもリラックスして臨むのがポイントです♪

過去の嫌な経験からトラウマを持っている

ブラシを見たり、ブラッシングと聞いただけで犬が逃げだす場合は、過去の経験にトラウマを持っているのかもしれません。

例えば、「ブラシで痛い思いをした」「飼い主さんの雰囲気が怖かった」など、これまでに挙げたことや、「毛玉をひっぱられて痛い思いをした」など。

また嫌な思いをすると犬が感じているのなら、ブラッシングをさせてくれないのもわかりますね。

少しずつ、怖くないって教えてあげていけるといいね!

触られるのが苦手

中には、飼い主さんに触られること自体が苦手という犬もいますよね。

保護犬や、譲渡された犬など、まだ飼い主さんの温もりを受け入れられないでいるという場合も少なくありません。

ブラッシングをするには触れる必要があるので、まずは撫でるところからスタートしましょう

焦らずいこう!!

ブラシで遊びたくなってしまう

飼い主さんと遊ぶのが大好きな犬や子犬の中には、ブラシをおもちゃだと勘違いしてしまう子も。

おもちゃで遊んでくれるんだね!やったー♪

そうなってしまうと、落ち着いてブラッシングをさせてはくれないかもしれません。

遊ぶつもりなのにブラッシングのために動きを止められたら、犬としても嫌になってしまうでしょう。

 

犬にブラッシングをする7つのメリット

飼い主
飼い主

嫌がられるなら、無理にブラッシングをしなくてもいいんじゃない?

もちろん、無理をしてまで絶対にやらなければならないというわけではありません。

ですが、犬のブラッシングにはメリットがいっぱい

なつ
なつ

させてくれないからと早々に諦めたら勿体ないですよー!!

犬にブラッシングをする7つのメリット
  1. ホコリを落として毛ヅヤを保つ
  2. 抜け毛対策
  3. ノミやダニの早期発見
  4. 皮膚の状態を把握していられる
  5. 血行を促進できる
  6. 体調管理ができる
  7. 愛犬と飼い主のスキンシップにも役立つ

1.ホコリを落として毛ヅヤを保つ

ブラッシングの目的として一番に思い浮かぶのは、『毛を綺麗にする』ことではないでしょうか。

外に散歩に行くものの、人間の様に毎日シャワーを浴びるわけではない犬たち。

ホコリなどの汚れを落として、綺麗な毛並みを保つにはブラッシングが欠かせません。

2.抜け毛対策

意外かもしれませんが、抜け毛対策にもブラッシングは大活躍。

毛穴からは抜ける状態にあるものの、体の表面からは抜け落ちていない毛って結構あるんです。

ブラッシングをすると、抜けきれないでいる毛が飼い主さんの洋服やカーペットに張り付く前に、取り去ることができます

なつ
なつ

春と秋に来る換毛期では、特にブラッシングの効果が実感できるはずです!!

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3.ノミやダニの早期発見

動物病院でもらう薬で、ノミやダニの対策をされている方が多いのではないでしょうか。

予防薬は駆除効果によってノミやダニの脅威から愛犬を守ってくれるものですが、付着を防ぐわけではありません

ブラッシングを定期的に行うことで、万が一ノミやダニが付着してしまってもすぐに気付いてあげることができます。

知らない間にお家にノミやダニを連れ帰っていても嫌だもんね

4.皮膚の状態を把握していられる

ブラッシングをすると、愛犬の様子や直接触れた感じで、皮膚に異常がないかを確認することができます

実は、犬の皮膚炎は動物病院でも受信数上位に入るほど、身近に起きる疾患の一つ

要因は、乾燥やストレス、栄養バランスなどに影響を受けたりと、どんな犬にも起こりえるものばかりです。

首輪でかゆくなることもあるし、早く気付いてもらえたら嬉しい!!

我が家の”るー”は、ヘルニアによる下半身不随のために常に洋服を着用していましたが、どうしても首回りがこすれてしまって、いつも痒そうにしているのが可愛そうでした。

5.血行を促進できる

ブラシの適度な刺激は、マッサージ効果も抜群。

皮膚の血行を促進することができます

血行が良くなると毛並みも良くなり、愛犬がますます生き生きとしてきますよ。

6.犬の体調管理ができる

皮膚炎の早期発見や血行促進によって、愛犬の体調を管理することができます。

また、ブラッシングにかかわらず、毎日触れる時間を作るのは体調を知るの上でとても大切な事。

触れて痛がるところがないか、腫れているところはないか、ぜひチェックしてあげたいですね。

なつ
なつ

なんでも早期発見が大切です!!

7.愛犬とのスキンシップにも役立つ

たくさん撫でたり遊んだり、毎日のスキンシップはいろいろありますよね。

ブラッシングも、犬が気持ち良いと感じるようになってくれれば、とても良いスキンシップのひとつになってくれます

ブラッシングで愛犬が気持ちよくなり、心地よいことをしてくれる飼い主さんとの信頼も深まり、さらには健康維持のメリットもいっぱい。

飼い主
飼い主

ブラッシングさせてくれない問題を克服して、毎日の生活に取り入れたい!!

 

ブラッシングを嫌がられないための6つのコツ

ブラッシングをさせてくれないわんちゃんと飼い主さんへ、20年犬と暮らしてきた経験から、嫌がられないためのコツをご紹介したいと思います。

なつ
なつ

とても簡単なことですが、効果は抜群です!!

ブラッシング成功への6つのコツ
  • 適切な道具を使う
  • においを嗅がせる
  • 短時間で済ませる
  • ご褒美をあげる
  • 嫌がったらやめる
  • 飼い主さんは笑顔でリラックス

適切な道具を使う

嫌がる理由でもお伝えしましたが、ブラシ選びが成功のカギを握るといっても過言ではありません。

犬の大きさ・犬種・目的に合わせた道具を使うことが大切です。

ブラシを飼い主さんの手に当ててみて、痛くないかもチェックすると良いよ!!

こちらのブラシは固さが選べるので、わんちゃんのお好みにも合わせやすいですね。

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においを嗅がせる

ブラシを用意したらいきなり皮膚に押し当てるのではなく、まずは犬ににおいを嗅がせましょう

犬はにおいを嗅いで多くのことを判断します。わたしたち人間が目で見るのと同じくらいの情報を得るんですよ。

なつ
なつ

見た目もわからない、得体のしれないものをいきなり体に押し当てられたら…怖いですよね。

短時間で済ませる

入念にケアをしてあげたいところですが、ブラッシングをさせてくれないくらい愛犬にとって苦手なこと。

さくっと短時間で済ませることも大切です。

1日で全身くまなくブラシをかけなくても、今日は顔回り中心、今日はしっぽメイン、など、パーツに分けて仕上げてあげても大丈夫

愛犬に負担がかからないように、少しずつ慣らしていってあげられると良いですね。

ご褒美をあげる

苦手なことを頑張ったんだから、やっぱりご褒美欲しい!!

「ブラッシングをする=いいことがある」と思わせるきっかけとして、ご褒美におやつをあげるのも良いですね。

ブラシをおもちゃだと勘違いしてしまう子であれば、おやつに夢中になっているスキにブラッシングしてしまう、なんて方法もおすすめです。

嫌がったらやめる

嫌がったらやめる・無理をしない、というのも忘れてはいけません。

つい、「もうちょっとで終わるからね~!頑張って~!」なんて続けたくなってしまいますが、これはいけません。

トラウマに繋がってしまっては、元も子もないからです。

飼い主さんは笑顔でリラックス

最後に、一番簡単ながら一番重要なのが、飼い主さんが笑顔でリラックスして行うこと。

犬は飼い主の心の動きにとても敏感です。

あまり力まず、愛犬と楽しい時間を一緒に過ごす気持ちでブラッシングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は、愛犬がブラッシングをさせてくれないことにお悩みの方へ、ブラッシングを嫌がる理由とメリット、ブラッシングを嫌がられないためのコツをお伝えしました。

【ブラッシングを嫌がる理由】

  • 道具があっていないために痛い
  • 飼い主の様子が怖い
  • 過去の嫌な経験からトラウマを持っている
  • 触られるのが苦手
  • ブラシで遊びたくなってしまう

犬には犬なりの事情があるんだ…

 

ですが、ブラッシングにはメリットがたくさん。させてくれない理由を克服する価値ありなんです。

【ブラッシングをする7つのメリット】

 

  1. ホコリを落として毛ヅヤを保つ
  2. 抜け毛対策
  3. ノミやダニの早期発見
  4. 皮膚の状態を把握していられる
  5. 血行を促進できる
  6. 体調管理ができる
  7. 愛犬と飼い主のスキンシップにも役立つ
なつ
なつ

そして、愛犬にブラッシングを嫌がられないための簡単なコツは次の通り!

【ブラッシングを嫌がれないための6つのコツ】

  • 適切な道具を使う
  • においを嗅がせる
  • 短時間で済ませる
  • ご褒美をあげる
  • 嫌がったらやめる
  • 飼い主さんは笑顔でリラックス

すぐにできる簡単なことばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

ブラッシングをさせてくれないのには何か理由があるはず。

焦らずゆっくり慣らしていって、毎日の生活に取り入れることができるようになればいいなと思います。

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