【犬が冬の散歩に行きたがらない】3つの理由に合わせた対策とは?

犬の飼い方
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冬本番。ほとんど雪が降らない地域でも、今年は大雪となっていますね。

テレビのお天気コーナーでは、雪の中を元気にお散歩しているワンちゃんをよく見かけます。

なつ
なつ

寒さに関係なく、お散歩が大好きな犬は多いですよね。

一方で、我が家の愛犬ダックスフンド2匹は、冬のお散歩がとても苦手だったんです。

「散歩に行こう!」と声を掛けても、こたつから出てこない。ストーブの前から動かない。

そんなことが日常茶飯事でした。

同じように、寒い日のお散歩には行きたくないワンちゃん、いませんかー??

飼い主
飼い主

犬が行きたがらなくても散歩に連れていくべき?

寒さによる体への負担も心配ですよね。

ですが、ずっと家の中で過ごしていると運動不足になったりストレスを溜めてしまう可能性も。一概に「行かなくても大丈夫」とは言えないんです。

今回は、冬は散歩に行きたがらない愛犬と暮らす飼い主さんへ、散歩の必要性や対処法などをお伝えしていきます。

 

どんなに寒くても散歩に行くべき?

結論から言うと、ものすごく寒い日に犬が散歩に行きたがらない素振りを見せるのあれば、無理に連れ出さなくても大丈夫

”犬は雪の中で駆け回るほど寒さに強い”なんてイメージもありますが、犬種によっては寒さが苦手な子もいるんです。

無理やり連れだすことで、嫌な記憶が残ってしまい散歩自体が嫌いになってしまう可能性も。

でも、犬にとって散歩は健康維持に大切なこと!!

無理なく冬の散歩を楽しむためには、犬が散歩に行きたがらない理由を知ることがポイントです。

 

犬が冬の散歩に行きたがらない3つの理由

飼い主
飼い主

どうして冬は散歩に行きたがらないの?

犬が寒い日に散歩に行きたがらない時に考えられる理由は3つです。

  1. もともと寒さが苦手な犬種だから
  2. 体調が悪いから
  3. 気分が乗らないから

ひとつずつ解説していきますね。

1.もともと寒さが苦手な犬種だから

犬の中には、冬の寒さが得意な犬と苦手な犬がいるんです。

寒さに強い犬は、冬の外でも寒さを感じにくいほどの”冬毛”が生えたりします。一方、冬対応の毛を持ち合わせていない犬種は寒さに弱いのです。

また、大型犬と比べると、小型犬は地表の冷気を受けやすく、寒さが苦手な子が多いです。

例を挙げてみるよ!!

【寒さに強い犬】

  • 柴犬
  • 秋田犬
  • シベリアンハスキー
  • ゴールデンレトリバー
  • サモエド      など

 

【寒さに弱い犬種】

  • トイプードル
  • チワワ
  • ミニチュアピンシャー
  • ヨークシャテリア
  • ダックスフンド    など

犬種に係わらず、いつもお家で暮らしている子は気温の変化が苦手だったりするよ。

犬が寒さを感じる気温については、こちらにまとめています。良かったら読んでみてくださいね。

【犬が寒いと感じるのは何度?】冬の寒さを乗り切るための対策5選
一般的に、犬が寒さを感じる気温は、5~10度。ですが、毛の構造など犬種によるものや犬の年齢、暮らしている環境によって寒さを感じる気温は異なるんです。寒さや冷えは、体調を崩してしまうきっかけになる可能性も。毛皮を着ているからと安心しすぎず、愛犬の様子を見ながら快適な環境を保ってあげたいですね。

2.気分が乗らないから

単純に『寒そうだから行きたくない』という理由です。

犬だって気分が乗らない日もあるよ~!

特に高齢犬になると、周りへの興味が薄れ、お散歩をあまり楽しめなくなってくる子もいます。

我が家のカニンヘンダックス”ぴん”は、15歳になる頃には耳があまり聞こえない為に外が怖かったようで、連れ出して歩きたがらないことがほとんどでした。

先ほどもお伝えしたように、高齢の犬は寒さに弱い場合も多いので、やはり無理に連れ出すのではなく様子を見てあげると良いでしょう。

3.体調が悪いから

もしかしたら、寒さでどこかが痛むのかもしれません

体が冷えると血行が悪くなり関節が痛んだり、冷たい空気を吸い込むことで呼吸器が刺激されて苦痛を感じる場合もあります。

なつ
なつ

寒暖差で体調を崩しやすくなるのは、わたしたちと同じなんです!

その日は体調が悪くなくても、寒い日のお散歩で具合が悪くなった記憶によって、外に行きたがらないでいることも考えられます。

もしも、家の中でも元気がない場合は、風邪を引いているなど体調を崩している可能性も。そんな時は早めに動物病院で診てもらうと安心ですね。

 

犬の散歩の必要性

飼い主
飼い主

行きたくないなら、冬は散歩に行かなくてもいいよね?

犬も理由があって散歩に行きたがらないのであれば、行かなくてもいいのかな、と思ってしまいますよね。

ですが、散歩は犬の健康を維持する上でとても大切なことです。

散歩に行かない日が続いてしまうと、運動不足による筋力の低下や肥満、気分転換ができないことでのストレスなどの心配があります。

愛犬にずっと健康で長生きしてもらうためには、筋力・体力をしっかり保って、肥満やストレスからはきちっと遠ざけてあげたいですよね。

飼い主
飼い主

じゃあ、どうすればいいの??

次は散歩に行きたがらない時の対策をお伝えしていくよ!

 

散歩に行きたがらない時にできること

愛犬が寒い日に散歩に行きたがらなくても、冬の間中散歩に行かないわけにはいきません。

ここからは、先ほど挙げた散歩に行きたがらない理由ごとに、対処法をお伝えしていきます。

ケース①寒さが苦手な犬の場合

ドッグウエアを上手に活用するのがおすすめです。

最近は可愛いウエアがたくさんありますよね。

もこもこ過ぎると動きにくくなってしまうので、防寒ができて動きやすそうなものを選んであげましょう。

なつ
なつ

こういった背面にチャックが付いているタイプだと、着脱がラクですよ!

また、それでも外はちょっと…というわんちゃんは、室内ドッグランなどで遊ぶのも良いですね。

ドッグカフェ併設や、アジリティなんかが楽しめるところも。相場は、都内だと1頭あたり550円/30分前後のところが多いようです。

ケース②気分が乗らない場合

気分による場合には、ご褒美作戦が有効です。

気分が乗らなくても、帰ってきた後に大好きなおやつがご褒美として待っているなら、重い腰を上げるわんちゃんも多いはず。

また、ここで大切なのは”飼い主さんも散歩を楽しむこと”

寒い散歩は飼い主側も気分が乗らないことも多いですよね。人間の心に敏感に反応する犬たちには、そんな気持ちも伝わってしまうんです。

なつ
なつ

帰ってきたら温かいコーヒーとチョコレートでおやつにしよう!など飼い主さん自身にもご褒美を設けるのがおすすめです♪

高齢犬はあまりにも寒い日の散歩は体への負担が気になりますよね。ですが、実は高齢犬こそ散歩は大切

それは、足腰を動かすことは体力の維持に、外の刺激が脳の活性化につながるからです。

寒い日に無理をさせなくて良いように、なるべく暖かい日を選んで散歩を楽しみたいですね。

お出かけ前に軽くさすってマッサージをすると、関節も動きやすくなっておすすめだよ!

ケース③体調が悪い場合

犬の体調が悪そうな時は、無理はさせないようにしましょう

野生の頃の名残で、犬は体調が悪くても隠そうとします。異変に気づいたら、注意深く見守ってあげたいものです。

たとえば、鼻水を一つとっても、生理現象によるもの以外に、感染症や異物のつまり、肺炎や腫瘍などが原因となっていることもあるんです。

犬の様子をよく観察して、暖かい部屋でもいつもと様子が違う時には、動物病院で診てもらうことも大切です。

 

まとめ

寒い冬はわたしたち飼い主も外に行くのが辛い日もありますよね。

散歩は犬の健康維持に欠かせないものですが、無理にでも連れ出すのではなく、愛犬の様子や行きたがらない理由を見極めてあげることが大切です。

寒い冬に犬が散歩に行きたがらない理由と対策はこちら

理由 対策
寒さに弱い犬種だから
  • ドッグウエアを活用する
  • 室内ドッグランを利用する
気分が乗らないから
  • 帰宅後にご褒美を与える
  • 飼い主も一緒に楽しむ
  • 高齢の場合は暖かい日を選ぶ
体調が悪いから
  • 暖かい部屋では元気かチェック
  • 元気がない場合は動物病院へ

散歩が気持ちいい春を楽しみにしながら、寒い冬も元気に乗り越えていきましょう。

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